• 文字サイズ

東スポWebトップ > スポーツ > 野球 > 野球人生最後の村田節「横浜出たことに悔いなし!巨人で優勝してビールかけ…本当に興奮した」

人気ランキング
東スポ芸能
東スポ本紙の芸能スクープ記事がスマホで読める!
国内3キャリア完全対応
詳しくはこちらから
アクセスはこちら!
http://g.tospo.jp/
QRコードQRコードをスマートフォンから読み取ってください



  • このエントリーをはてなブックマークに追加

野球人生最後の村田節「横浜出たことに悔いなし!巨人で優勝してビールかけ…本当に興奮した」


引退セレモニーで涙ぐむ村田修一

【男・村田の栃木便り 最終回】だから後悔はない。横浜(現DeNA)、巨人、今季はBC栃木でプレーした村田修一内野手(37)が、惜しまれながら16年間の現役生活に別れを告げた。バットを置いた今、NPB通算360本塁打をマークした希代のスラッガーの胸に去来する思いとは――。山あり谷ありの野球人生を最後も“村田節”で振り返る。

 こんにちは、村田修一です。9日のファイナルゲームには多くのご来場をいただき、誠にありがとうございました。

 NPBで15年、栃木ゴールデンブレーブスで1年。簡単に野球人生を振り返ることはできませんが、長距離(砲)をウリにしてドラフトでプロに入り、初めて打った本塁打(2003年4月2日)は鮮明に記憶に残っています。プロ野球の投手であるヒサさん(巨人・高橋尚成)から、東京ドームというプロ野球の球場でホームランを打つことができた。プロでも長打は通用するのかな。そんな自信が芽生えた打席でした。初本塁打、100号、200号…300号。記念のボールはすべて実家に送ってあります。

 成功もあれば、失敗もある。それが野球。ご存じの通り、本塁打もあれば、三振やゲッツーもあります。数ある併殺打の中でも思い出深いのは無死一、二塁の場面で、ベンチからは右打ちのサイン。「右打ちしたらゲッツーなんだけどなあ」と思いながら指示通りに右打ちをしたら、見事なまでの4―6―3のゲッツー。「サインに従って右打ちしたら、やっぱりゲッツーになったんだけど、俺は何をしているんだろう…」なんて思ったこともありました。ですが、次の打席で満塁ホームランを打てば、そのゲッツーはチャラになる。これも野球だと思います。

 そんな僕の野球人生で、一番こだわったのは試合に出続けるということ。ベンチで出場機会を待ち、途中から出られる程度のケガならスタメンで出る。ポジションを取られたくないという思いを持ち続けてきました。横浜の時には脇腹の肉離れも経験しました。正直、ホームランを打てる状態ではなかったですが、ヒットなら打てる。それなら先発で出る。そういう思いでした。

 強烈な自打球が当たったこともありました。骨が折れても親指、小指なら試合には出られる。どんなに腫れていても検査して「折れています」と言われたら終わり。登録抹消になる。だから検査しない。今の若い選手たちも、一度取ったポジションは自分が無理だと思うまで、チームに迷惑をかけない限りは守り抜いてほしいと思います。

 どんなにつらい思いをしても耐えられたのは、ほんの一瞬の喜びのため。巨人に移籍して初めて優勝した時は本当にうれしかった。ビールかけの瞬間は本当に興奮しましたし、優勝したくて横浜を出る選択もしました。

 あの時、もし横浜に残る選択をし、ケガもせずにいたのなら、今もNPBでやっていたかもしれないし、筒香たちと一緒に野球をやり、2000安打まで面倒を見てくれていたのかもしれない。でも、それでは果たして僕の中で現役をやり切った感があったのか…。

 WBC(第2回)に行って、ケガをしてシャンパンファイトをできなかったことも大きかった。ケガをしていなければ世界一のシャンパンファイトをしていたはずです。そうなれば、NPBで「絶対に優勝したい」という気持ちも芽生えなかったのかもしれない。それは僕にも分かりません。

 ですが、横浜を出て行ったのは僕自身ですし、それを否定するつもりもありません。その時々のベストの選択をしたつもりです。おかげで、こうして僕はいろいろな人と出会い、いろいろな人の野球観に触れることができました。栃木に来ることがなければ、これだけ過酷な環境、移動の中でやっている野球を感じることもできなかった。

「あの時、村田がFAしなかったら、BCリーグに行くこともなかったのに」という人もいます。しかし、僕はハッキリと言えます。違います。BCまで経験させていただいて感謝しています。

 9日をもって、選手としての村田修一は終わりました。今後については、支えてくれた家族と相談しながらゆっくり進んでいきたい。自分の中では、今まで経験したことを若い選手たちに伝えていきたいという思いはあります。教える楽しさ、難しさを知りました。谷津だったり、内山なんかは打率1割だったのが7月は5割1分3厘(39打数20安打)で月間MVPまで取りました。僕がNPBの一軍にいれば、自分が生き残ることで精一杯。肌で感じることができなかった喜びでした。

 応援してくれた皆さん、たくさんの仲間、家族に支えられ、僕は幸せな野球人生を送ることができました。引退を機に、この連載もひと区切りとさせていただきたいと思います。短い間でしたが、ありがとうございました。

【編集部のおすすめ】

【こんな記事も読まれてます】




【関連記事】


ピックアップ
【GⅡ共同通信社杯】平原康多が若手の挑戦を受け止め2回目のGⅡ優勝
注目選手のインタビュー、本紙記者の推奨レース予想を動画で配信中!

【GⅢレディース笹川杯】長嶋万記がイン逃げV
注目選手のインタビュー、講談師・ 旭堂南鷹の推奨レース予想を動画で配信中!

【ジャニーズ、元SMAPメンバー】本紙がつかんでいた不穏情報を一挙公開!
本紙がかねて伝えてきた「ジャニーズ帝国の激震」が、ついに究極レベルに達した。


おすすめコンテンツ
出走メンバー、コメント、本紙の見解のコラムを掲載

元モーニング娘・加護亜依が激動の半生を振り返る!(全16回)

「日本財団パラリンピックサポートセンター」スペシャルサポーター・香取慎吾の特別インタビュー掲載(前・後編)

アンカツこと安藤勝己元騎手が今年も登場。ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手は2年連続“登板”!

ファイナルDAY2は9月17日(月・祝)に開催し優勝者が決定します。

野球界の“気になるあの人”を追跡し徹底調査!

女子からヤング、ベテランまでレーサーの人柄を紹介。さらにアカデミーで舟券的中を目指す!

浜名湖ボート・プレミアムGI「ヤングダービー」

誤字脱字のチェックなどの校閲業務。高卒以上で最低1年間は勤務可能な方、上記をクリック!



新着フォト
東スポ動画
ミス東スポ2019サバイバルオーディション
注目コンテンツ
予選ステージは7月スタート!

ビートたけし本紙客員編集長が審査委員長の独自の映画賞!

日本マット界の隆盛、発展を祈念し、東スポが制定したプロレス大賞です。

開催3場の全36レース(2場開催の場合は全24レース)の馬柱を完全掲載!