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格闘技界に飛び込みK-1デビューした立川隆史さん「あの時から怖くなった」


評論家としてZOZOマリンを訪れた立川さん

【異業種で輝く元プロ野球選手】野球エリートがまさかの格闘技界へ――。今から11年前の2007年、そんな壮絶な挑戦を遂げた元プロ野球選手がいた。1990年代から00年代にかけてロッテ、阪神で活躍した立川隆史さん(42)だ。

「今冷静に考えると、よくあの世界(格闘界)に飛び込んだと思いますよ。普通じゃ、考えられないですからね」

 笑顔で当時を振り返る立川さん。現役時代からの柔和な表情と語り口は今も変わらない。

 93年にドラフト2位でロッテに入団。千葉・拓大紅陵高時代から甲子園を沸かせた長距離砲は前評判通り、3年目の96年に頭角を現した。以後はチームの主軸として活躍。04年に阪神へトレード移籍も、05年の現役引退まで地元ロッテファンを中心に絶大な人気を誇っていた。

 立川さんの人生が激変したのは06年末のことだった。

「現役引退した翌年(06年)に台湾プロ球団の打撃コーチに就任したのですが、その球団が1年で経営難に陥り帰国を余儀なくされた。その際、何をしようかといろいろな人に相談していたところ、格闘家の大山峻護さんにつながりまして。ちょうどそのころ、K―1が日本人ヘビー級選手を育てるプロジェクトがあった。そのトライアウトに参加しないか、と誘われたのです」

 現役時代から格闘技は趣味としてテレビ観戦していたものの、実戦はおろか格闘家としてのトレーニングすら皆無。「中途半端な気持ちでは絶対に勝てない」と当初は試合に出るつもりはなかった。だが、2度のトライアウトの末に合格を勝ち取ると、スポーツ紙での先行報道などもあって「引くに引けなくなった」立川さんは挑戦を決意する。07年8月にK―1デビュー。初戦となったヤン・ウェンガイ戦で3―0の判定勝利を飾ると、その後も2戦2勝。飛ぶ鳥を落とす勢いでK―1界に新風を巻き起こした。

「そのころは好奇心だけで戦っていた。練習でマイク・ベルナルドに頭部を両手で完全ガードした状態でハイキックをしてもらったことがありますが、一撃で軽い脳振とうのような感覚になった。『どれぐらいの力で蹴った?』って本人に聞いたら『まだ3割ぐらいの力』って言われて。すごいな、と。でも新しいことにチャレンジしている気持ちが勝っていたので怖さは感じなかった。一試合一試合が新鮮な気持ちでしたね」

 それでも世界中から屈強な男たちが集うマット界。生き残るのは難しい。

 潮目が一変したのが自身4戦目となる08年4月の榎田洸之戦だった。試合序盤1Rに2度のダウンを奪うも、直後にカウンターの右フックを顔面に受けKO負け。格闘家として初黒星を喫すると、直後から肉体に異変が起こった。

「試合直後のことは記憶がなく今でも思い出せない。でも初めて負けた試合以降、体が恐怖心を覚えてしまった。自分の頭では何とも思っていなくても、いざ試合になると体がパンチや蹴りを怖がって前に行けなくなってしまった。それからはどうにもならなかった」

 結局、この敗戦から3連敗を喫した立川さんは10年1月に格闘技を引退。以後はプロ野球解説や野球教室のコーチを務め、18年からは中学硬式野球チーム「千葉幕張ボーイズ」の監督として後進の指導に当たっている。

 激動の人生に後悔はない。むしろかけがえのない経験ができたことで表情には満足感が漂う。

「今の子供は昔とは違い指導が本当に難しい。でも、自分が経験をしてきたからこそ伝えられるものがある。子供たちへの指導にその経験を生かしていきたい。その上で将来的には古巣ロッテのユニホームを着て、プロを指導できたら最高です。同期入団の福浦(和也)も2000安打に向けて頑張っていますから」

 自ら得た実体験を糧に新たな目標に挑む。

☆たちかわ・たかし 1975年、千葉県生まれ。拓大紅陵高から93年ドラフト2位でロッテに入団。96年から主力として活躍し、2004年6月に阪神へトレード移籍。05年に現役引退後、06年は台湾の誠泰コブラズの打撃コーチ。07年2月にK―1JAPAN戦士育成プロジェクトに参加し、2度のトライアウトを経て同年8月にデビュー。10年1月の格闘家引退後は主に野球解説者、野球教室コーチ。18年から中学硬式野球「千葉幕張ボーイズ」監督就任。プロ野球通算成績は530試合で打率2割3分6厘、28本塁打、117打点。K―1成績は6戦3勝3敗。身長184センチ、右投げ右打ち。家族は妻と1女1男。

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