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DL入り大谷に厳しい現実 米紙コラムニストが「忘れられている」


故障者入りし、復帰のメドが立たない大谷(ロイター=USA TODAY Sports)

【カリフォルニア州ロサンゼルス20日(日本時間21日)発】エンゼルス・大谷翔平投手(23)の右肘内側側副靭帯損傷が判明してから約2週間。チームの失速もあって、お膝元のオレンジ・カウンティーは、故障者リスト入りし、まだ復帰のメドが立たない“大谷ロス”を嘆いているが、あくまでそれは限定的なもののようだ。

 ロサンゼルス・タイムズのコラムニスト、ディラン・ヘルナンデス記者(37)は「悲しいことに米国内で野球はバスケットボール、アメフットなどの陰に隠れた脇役のスポーツ。今、ロサンゼルスのスポーツシーンの話題はNBAのスーパースター、レブロン・ジェームズ(33=キャバリアーズ)がレイカーズに来るのかどうかで持ちきり。正直、アナハイム以外で大谷は忘れられている」と厳しい現実を指摘する。

 全米第2の都市・ロサンゼルスには4大スポーツの全てが集結し、加えて今季からズラタン・イブラヒモビッチの加入したMLS(メジャーリーグサッカー)の人気球団、LAギャラクシーも本拠地を構えている。

 年間を通してスポーツの話題には事欠かず、今話題になっているものだけに人もメディアも飛びつく土地柄なのだ。

 同記者は「野球は古いスポーツで新しいことが起きにくい。だから大谷の(二刀流)ストーリーには価値があった」としながらこう続けた。「ただ、ある意味で大谷はアナハイムでよかった。もしこれが(人気球団の)ドジャースだったら今回の故障離脱はただでは済まなかったと思う。GMの責任問題を厳しく追及されていたと思う」(ヘルナンデス記者)

 その視点から見れば、大谷が大都市近郊のローカル球団、エンゼルスを選んだメリットは、雑音なくゆっくりとリハビリに専念できていることにこそありそうだ。

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