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巨人・今村 真価問われる次のマウンド


復活第2ラウンドも快投し、信頼を取り戻したい今村

【赤ペン!!赤坂英一】この拙文が掲載されて間もなく、巨人7年目の“復活左腕”今村信貴が今季2度目の先発登板に臨む予定だ。673日ぶりに白星を挙げた前回以上に、真価を問われるマウンドになるだろう。

 今村が久々に勝った前回の6日、楽天戦での投球は川相二軍監督も自宅のテレビで固唾をのんで見守った。昨年来、今村はあきれるほどのアクシデント続きで「ぼくら二軍の首脳陣もやっとの思いで一軍に送り出したから」だ。

「最初は昨年の12月、台湾ウインターリーグでのケガでした。今村に自覚を持たせようと、NPB東軍の投手キャプテンに任命したら、右脇腹の肉離れで彼ひとりだけ途中帰国。せっかくチームが優勝したのに、その場にいることができなかったんですよ」

 これがとんだケチのつき始めで、今年のキャンプは三軍でスタート。当初は順調な回復ぶりを示して、二軍との練習試合で先発することが決まった。ここで結果を出せば三軍から二軍へ昇格するはずだったが、足首を痛めて登板回避。

 その次は、教育リーグの試合に先発する直前、発熱でダウン。その熱も引き「今度こそビシッと抑えろよ!」と、川相二軍監督がイースタン・リーグで登板させようとしたら、今度はなんとギックリ腰で3度目の登板延期である。

 故障には不運や不可抗力もあったとはいえ、プロである以上は自己管理が甘いと言われても仕方がない。その間にも、同じ左腕の先発要員・田口が不振だったことから、川相二軍監督の元には高橋監督から「今村はまだ一軍に上げられませんか」という催促と要望が届けられていた。

 それだけ一軍首脳陣に期待され、必要とされながら、登板以前の問題で投げられない状態が続いていたのだ。「今村が失われた信頼を取り戻すのはまだまだこれからです」と、川相二軍監督はこう強調する。

「やっとひとつ勝ったぐらいで安心していてはいけない。今村自身、ずっとマウンドに立てなかった間、危機感や孤独感を身にしみて感じていたはず。その思いや悔しさを投球のエネルギーに変えてほしいね。もっともっと必死こいて、一軍のマウンドで腕を振ってこい!」

 今村が復活第2ラウンドでどんな投球を見せるか、要注目である。

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