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大谷 手術めぐり全米が大論争!ソーシア監督「聞いていない」米メディア「2020年までアウト」


大谷は右ヒジにメスを入れるのか。全米が注目している(ロイター=USA TODAY Sports)

【ワシントン州シアトル11日(日本時間12日)発】右ヒジの内側側副靱帯の損傷のため10日間の故障者リスト(DL)に入っているエンゼルスの大谷翔平投手(23)について、米スポーツ専門局ESPNなど複数の米メディアが「手術濃厚」と報じた。一方、球団側は報道を否定。全米で大騒ぎになりそうだ。

 きっかけはこの日、朝放送された米スポーツ専門局ESPNの人気番組「スポーツセンター」だった。出演したベテラン記者のペドロ・ゴメス氏は「私が聞いている限り、現実には彼はトミー・ジョン手術が必要だろう」と発言したのだ。これを受け、ニューヨーク・ポスト紙(電子版)は「最悪のニュースが大谷翔平の身に降りかかったようだ」。米ヤフースポーツは「大谷翔平がトミー・ジョン手術をする可能性は高く、2020年までアウト」と続報。米メディアは一気に手術の流れになった。

 大谷の患部の状態をエンゼルスは3段階のうちの「グレード2」の損傷と発表しているが、部分断裂も含まれる。ともに部分断裂と診断されたヤンキース・田中はPRP療法を受け、2か月半でマウンドに戻った。一方、トミー・ジョン手術を選択したカブスのダルビッシュは復帰まで14か月要した。騒動が大きくなったからか、米CBSスポーツの電話インタビューに応じたソーシア監督は「私は(手術の可能性について)聞いていない」と否定。「ドクターたちは彼の復帰に自信を持っているし、私は彼がマウンドに上がる前に、打者として戻って来ると思っている。だが、我々は彼が今季中にもう一度マウンドに戻ってくることに大きな期待を持っている」と続けた。

 また、FOXスポーツなどで記者を務めるケン・ローゼンタール氏は自身のツイッターでエプラーGMの反応を紹介した。「大谷の診断には、その後変わりはなく、我々の医師もメディカルスタッフのどちらも手術が必要とも、高い可能性があるとも言っていない」

 大谷の右ヒジを巡る論争は全米に拡大するだろう。メジャー1年目の2014年に開幕から16試合連続クオリティースタート(6回以上を投げ、自責点3以下)、オールスター戦前に12勝と華々しい活躍を見せたヤンキース・田中も「手術」論争の中心はニューヨークの地元メディアだった。大谷の二刀流も大きな衝撃を与えたことの証明だ。同時に、メジャー移籍後から追いかけてきた米メディアも“大谷ロス”に陥っているのだろう。

 いずれにしても7日(同8日)にPRP注射による治療を受けた大谷は3週間はボールを投げずに調整して再検査を受ける。球団はその結果を見て今後の方針を決める予定だ。

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