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交流戦最下位転落の阪神・金本監督に本紙評論家・得津氏「あまり選手を責めずに…」


おかんむりの金本監督

 阪神が5日のオリックス戦(甲子園)を2―3で落とし、借金は今季最多タイの「3」となった。貧打による連敗で交流戦の最下位に転落した金本知憲監督(50)は「打者がそれぞれどういう狙いだったのか。どう考えていたのか分からない…」とおかんむり。なかでも指揮官の怒りを買ったのが1点を追う5回の攻撃だ。

 大山の二塁打と犠打で一死三塁と同点のチャンス。ここで阪神ベンチはメッセンジャーに代打・北條を送り、初球にセーフティースクイズのサインを出した。しかし、打球は投手正面に転がり、三走の大山は生還できず。運良く投手の失策により一死一、三塁と好機は続いたが、次打者の植田も初球のセーフティースクイズを決められずにファウル。その後は空振り三振、後続も倒れてチャンスを逃した。

 金本監督は「北條、植田がセーフティースクイズを決められないんだから…。普段から何をやっているのか。打力を期待して出しているわけではないのに…。意識を持って練習しないと」と若手2人をバッサリだった。

 だが、本紙評論家の得津高宏氏は「セーフティースクイズは外されたり空振りしたりしても走者が死なないという意味でベンチのリスクが少ない作戦ですが、その分、選手はライン際など、いいところに転がさなければならない。さすがに投手正面は問題ですが…ファウルは仕方ないですよ」という。

 その上で「そもそもスクイズの失敗はベンチの責任です。あまり選手を責めず『普通のスクイズにすればよかった』『サインを出したオレが悪かった』でもよかったのでは。監督にそう言われれば選手は『次は何とかしよう』という気持ちにもなります」と指摘した。

 ロサリオが二軍降格となり、北條ら若手野手にとっては今がチャンスなのだが…金本監督としても歯がゆいところだ。

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