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早実元主将 斎藤佑樹にエール「ガッツあふれる本当のお前を見せてくれ!」


熱い思いを語る後藤さん

【気になるアノ人を追跡調査!!野球探偵の備忘録(66)】甲子園100年の歴史の中で「最高の試合」とも語り継がれるのが2006年夏の決勝、引き分け再試合の末に決着した早実(西東京)―駒大苫小牧(南北海道)戦だ。現ヤンキース・田中将大擁する駒大苫小牧を下し、全国制覇を成し遂げたのは現日本ハム・斎藤佑樹を中心とした早実だったが…。当時の早実の主将・後藤貴司が「ハンカチ王子」への熱い思いを語った。

「正直、見てられないです。悔しくて。僕らの代で野球を続けてるのは斎藤だけですけど、今まで見てきた斎藤とはまったく違う。もう一度、高校時代の『打てるもんなら打ってみろ』というストレートで相手に真っ向からぶつかっていく、そんなアイツが見てみたいんです」

 後藤が初めて出会ったころの斎藤は、クールな印象の“ハンカチ王子”ではなく、短気で感情的な男だった。

「感情の起伏が激しくて、打たれたり、味方がエラーするとあからさまに表情に出していた。でも2年生でエースになって『自分がしっかりしないといけない』という責任感で、感情をコントロールできるようになったんです」

 マウンドでの冷静さを身につけたその後の活躍は、あの甲子園のマウンドで周知の通り。涼しい顔で汗を拭い、全国の頂点に駆け上がった。甲子園で巻き起こった空前絶後の“ハンカチフィーバー”は、舞台を神宮に移してもとどまることはなく、早実からは斎藤、後藤を含めた9人が早大野球部に進学。だが、ほどなくして一人、また一人と野球から遠ざかっていった。

「甲子園でこれ以上ない経験をして、燃え尽き症候群もあったと思う。プロにドラ1で進む選手も多かった早大では、競争が激しくてなかなかレギュラーに定着することも難しい。高校時代にトップを見た経験を糧に違う道を選ぶヤツもいた。仲間が辞めるたび、斎藤と2人で『寂しいね』と話していた」

 後藤もまた、最後までレギュラーで出場できたわけではない。それでもあきらめなかったのは、プロ野球選手という、幼いころからの夢があったからだ。結局大学4年間野球を続けた仲間は4人、卒業後は斎藤と後藤のみに。社会人野球の日本製紙石巻に進んだ後藤は、仙台の地でかつての宿敵・田中将大と再会している。

「田中と会ったのは一度だけ。うちのチームは年に一回、楽天の二軍との交流戦があったので、また会えたらいいねと話したくらい。その後すぐに震災があって、田中もメジャーに行くような選手になったので」

 日本製紙石巻で3年間プレーし「プロへのあきらめがついた」とバットを置いた。東京の本社に転勤となった後は、年に数回、斎藤を含めたかつての仲間で集まり杯を交わす。いつもはひょうひょうとしている斎藤も、プロで結果が出ない時期が続くと弱音を吐くこともあったという。

「表情や態度には出さなかったけれども、野球を続けるのにもがき苦しんでいた。悲壮感は伝わってきます。でも、僕が見たいのはそんな姿じゃない。ガッツあふれる、感情をむき出しにした斎藤なんです。本当は熱い思いを持ったヤツなんです。ポーカーフェースだから誤解を生みやすいんですよね…。世間の斎藤への印象も違うのになあ…ということが多いです。土壇場になってクールっておかしくないですか? 叩かれたっていい。世間の知ってる斎藤とは違う、ガッツあふれる思い切りのいい、自信満々な感情のこもったお前を見せてくれよ、人の目なんか気にするなよと」

 日本中の記憶に、今も鮮明に焼きついている“燃える思いの静かなエース”。後藤ら早実の同期たちは、盟友の背中にまだ夢を託している。

☆ごとう・たかし=1988年7月19日生まれ、東京都小平市出身。小学1年生のとき、上宿ライオンズで野球を始める。中学では東村山シニアに所属。早実進学後、1年春からベンチ入りし、1年夏からレギュラー。3年春に全国8強、3年夏に全国制覇。早大では1年春からベンチ入り。1年春秋、2年秋、4年秋と4度リーグ優勝し、4年秋には神宮大会で日本一。早大卒業後は日本製紙石巻でプレーし、2013年に現役引退。現在は本社の新聞営業部で社業に専念する。180センチ、90キロ。右投げ右打ち。

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