【陸上】桐生祥秀200M5位 社会人デビュー飾れず「すみません…」

2018年05月03日 19時52分

不本意な結果に終わった桐生

 陸上の静岡国際(3日、エコパスタジアム)男子200メートル決勝で、100メートル日本記録保持者の桐生祥秀(22=日本生命)は21秒13(追い風0・3メートル)で5位に終わった。

 予選はゴール前、流す形で20秒69の全体2位で通過した。決勝は余力を残して迎えたものの、最後までスピードに乗れない。目標にしていた高校時代の自己ベスト、20秒41の更新はお預けとなり「すみません…。昨日の会見やり直そうかな」とうなだれた。

 今季初戦、また社会人としても“初陣”だった。真新しい赤のユニホームを身にまとい、華々しいスタートダッシュを飾るつもりだった。しかし、直前にかぜをひき、一時は会話をLINEでせざるを得ないほどの状態に。徐々に回復はしていたというが、レースに影響し「ヤバかったですね。(足が)止まりました。呼吸ができないみたいになった」。報道陣の前では何度もせき込み、水でノドを潤した。

 12日には100メートル初戦となるダイヤモンドリーグ上海大会に参戦する。厳しい結果に、土江寛裕コーチ(43)は「出直します」。桐生は「唯一、よかったのは試合勘を感じられたこと」と苦闘の中でもプラス材料を模索した。