陸上男子短距離の桐生祥秀(22)が2日、都内で1日から所属となった日本生命の入社式に出席した。式には全国から986人の新入職員が集まり、桐生は社長のあいさつの中で紹介され、会場の最前列から起立して一礼した。

 入社式後は「所属開始セレモニー」が行われ、桐生は「入社式に出ると身が引き締まりますし、これからアスリートとして人生が始まるんだなと自分自身も期待も大きいですし、結果を残してやろうという考えはあります」と決意表明した。

 また、自身の性格を「ちょっと寂しがり屋でもある」と表現すると、同期職員との交流にも意欲。「(東洋)大学卒業する時も友達とみんなでワイワイして『またね』と言ってたので、そういう友達ができるように頑張りたいと思います」と抱負を語った。

 桐生は会社側から競技活動だけでなく、全国各地で陸上教室の開催も期待され、巨大名刺とユニホームを贈呈された。