設楽悠太が2時間6分11秒で東京マラソン2位 16年ぶり日本記録更新

2018年02月25日 14時21分

日本記録を更新する快走を見せた設楽悠太

 ハーフマラソンの日本記録保持者・設楽悠太(26=ホンダ)が25日、東京マラソンで日本新記録の2時間6分11秒で2位に入った。従来の記録は、高岡寿成(47=現カネボウ監督)が2002年にマークした2時間6分16秒。優勝は2時間5分30秒のディクソン・チュンバ(31=ケニア)だった。

 レース初めからトップ集団につけた設楽は、31キロを過ぎたあたりでやや遅れたが、38キロ付近で日本人トップだった井上大仁(25=MHPS)を抜き、そのまま順位を上げた。ゴールまで残り500メートルを切ると、沿道から「ユウタ」コールが飛ぶ中、最後は指を天に突き上げ、2位でゴールテープを切った。

 設楽は「2時間9分の目標を達成できてよかった。記録より勝つことを意識した。総合1位は取れなかったが、日本人トップはうれしい」。次戦は未定だが「練習すれば必ず結果はついてくる。しっかり休んで4月のトラックシーズンを迎えたい」と話した。

 井上も2時間6分54秒の好タイムで5位に入るなど、日本勢上位6人が2020年東京五輪のマラソン代表選考会「グランドチャンピオンシップ」の出場権を獲得。陸連の瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダー(61)は「これで大迫傑(26=ナイキ・オレゴンプロジェクト)たちも“2時間5分台を出すぞ”という気持ちになる。これからが日本マラソン界の復活だ」と期待を寄せた。