青学大・原監督「箱根駅伝の全国化」など陸上界改革案を次々に披露

2018年02月05日 17時04分

会見する原監督

 東京箱根間往復大学駅伝(1月)で4連覇を果たした青学大の原晋監督(50)が5日、東京・千代田区の日本記者クラブで会見し、陸上界の改革案をブチ上げた。

 成功秘話だけでは終わらなかった。まずは新国立競技場が将来的に球技専用になることに「陸上人として悲しいこと」と言及。「残念だが、冷静に考えると当たり前。陸上でお客さんをいっぱいにしたことないですよね。これまで普及を怠った結果。反省し、先人がやらなかったことを我々が取り組まなければ」と陸上界の怠慢を指摘した。

 さらに箱根駅伝出場校の全国化が進まないことについても、「旧態依然の組織のままでは発展はない」とキッパリ。「何が大儀かを考えなければ。まずはふるさと創生。関東ではなく地元の大学で箱根駅伝に出て、地元に就職することができる。指導者の雇用が増え、陸上スクールができる。野球、サッカーではない、陸上がメジャースポーツなんだという認識になる」と力強く訴えた。

 ほかにも実業団間の移籍が自由ではない点やスポンサーロゴの問題、駅伝、マラソン、トラックの時期を明確に分けるべきという見解など、日本陸上界の発展へ具体案を列挙した。陸上改革の旗手の勢いは止まりそうもない。