【陸上】桐生 9秒98の次はアジア最速

2017年10月13日 16時30分

桐生(中)は埼玉県から表彰を受けた

 陸上男子100メートルで日本人初の9秒台を出した桐生祥秀(21=東洋大)が次なる目標を「アジア最速」に定めた。

 12日、埼玉県庁で行われた「彩の国功労賞」「埼玉県体育賞 会長特別賞」の贈呈式に出席。川越を練習拠点とする桐生は「埼玉に住んで4年がたって、これからも埼玉の練習場を使わせていただく。9秒98の日本記録を更新できるように頑張ります」と決意を述べた。また来年のアジア大会(ジャカルタ)に向け「(アジアは)レベル的にも世界とはそこまで差がなくなってきた。タイトルを狙っていきたい」と宣言した。

 早々と意気込むのには理由がある。まだ大舞台で思うような走りができないことが、引っかかっているのだ。特に日本選手権は4位で100メートルでの世界選手権代表を逃した。「今年は日本選手権で(力を)入れるところが失敗したんで、そういうのもしっかりしていきたい」。アジア大会で“悪夢”を完全に払拭する考えだ。

 昨季に続きアテネ五輪男子ハンマー投げ金メダルの室伏広治氏(43)に指導を受けることも表明した桐生は、さらなる高みを目指す。