陸上のダイヤモンドリーグ・上海大会男子100メートルに出場し、10秒19で4位に入ったケンブリッジ飛鳥(23=ナイキ)が14日、羽田空港に帰国した。

 フライングにより桐生祥秀(21=東洋大)ら2人が失格し、隣2レーンが不在となった展開に「やりづらさ? なかったとは言えない」と苦笑い。ただ、同じような状況が今後起きないとも限らず「そんなこと言ってられない。徐々に状態も良くなっている」と話した。

 8月の世界選手権(ロンドン)参加標準には0秒07及ばず「標準を切ることができなかったのは残念」。次戦は今季国内初戦となるセイコー・ゴールデングランプリ川崎(21日、川崎市等々力陸上競技場)で「そこで派遣を切って、9秒台を目指しながらやっていきたい。ずっと海外のレースだった。気持ち的に余裕を持って臨める」と意気込んだ。