リオ五輪の陸上男子400メートルリレーで銀メダルを獲得した山県亮太(24=セイコーHD)、飯塚翔太(25=ミズノ)、桐生祥秀(20=東洋大)、ケンブリッジ飛鳥(23=ドーム)が12日、都内で開かれた「2016 毎日スポーツ人賞」の表彰式に出席した。グランプリに輝いた4人は早くも4年後の東京五輪で“リオ超え”に意欲満々だ。

 ケンブリッジが「今回は銀メダルだったので、次は金メダルを取れるようにしたい」と意気込むと、桐生も「全員が100メートルを9秒台、200メートルを19秒台で走れればもっと世界と戦えると思う。まずは個人の走力を上げること」とさらなるレベルアップを誓った。一方で、副賞としてマグロ1匹が丸ごと贈呈されるとメンバーたちが目を丸くする場面も。

「大トロの部分を刺し身にして食べたい」(山県)、「でかいのを切らずにそのまま(肉塊のまま)食べたい」(飯塚)と目を輝かせる先輩を尻目に、最年少の桐生は「僕は焼きたいですね。生魚はちょっと苦手なんで…」とやや腰が引け気味だった。