陸上男子100メートルでリオデジャネイロ五輪代表に決まった桐生祥秀(20=東洋大)が28日、後輩で男子400メートル代表のウォルシュ・ジュリアン(19=同)と東洋大で行われた壮行会に出席した。

 学生を中心に600人から激励を受けた桐生は「9秒台を視野に入れて一生懸命頑張りたい」と抱負を口にした。

 1年下の2年生、ウォルシュが「単位がやばい」とこぼしたのとは対照的に「ボクは取れてますよ」。とはいえ、今夏は五輪に向けての合宿や海外遠征でほとんど大学には顔を出せないため「これから先生方と話し合います。優しい先生はレポートでOKにしてくれるかな」と期待を寄せた。