東京マラソン高宮8位も低評価…リオ五輪枠「3」使い切らない可能性も

2016年02月29日 16時00分

 男子のリオ五輪代表選考を兼ねた東京マラソンが28日に行われ、一般参加の高宮祐樹(28=ヤクルト)が2時間10分57秒で日本人トップの8位に食い込んだ。これで代表候補に名乗りを上げたが、先頭集団で走ったわけでもなく、タイムも平凡とあって評価は微妙。日本陸連の酒井勝充強化副委員長(55)は「今日のレースのトップ」と話すにとどめた。

 

 同じく代表選考の対象となる日本人2、3位には箱根駅伝2連覇の青山学院、下田裕太(19=総合10位)と一色恭志(21=同11位)が入った。青学の原晋監督(48)は2020年東京五輪を見据えた選考をアピールしているが、酒井副委員長は「将来性は選考に入れない」と断言した。

 

 五輪代表選手の選考に向けて陸連が設定した2時間6分30秒どころか、選考レースで2時間10分を切ったのは昨年12月の福岡国際3位の佐々木悟(30=旭化成、2時間8分56秒)だけ。このままでは「メダル獲得を含めた複数入賞を目指す選手団編成」とした方針を満たせない状況だ。

 

 選考基準を定めた要項で「エントリー数の上限の枠(3人)を保証するものではない」と明記していることに、酒井副委員長は「そういう一文がある」とだけコメント。最後の選考レース「びわ湖毎日マラソン」(3月6日)の結果次第では男子マラソンはリオに3選手を送り込まない可能性もありそうだ。