【世界陸上】20キロ競歩2連覇 山西利和の高地トレーニングを支えた〝唯一の息抜き〟

2022年07月23日 06時15分

帰国した山西利和(東スポWeb)
帰国した山西利和(東スポWeb)

 唯一の息抜きが圧巻Vにつながった。陸上の世界選手権(米オレゴン州)男子20キロ競歩で金メダルを獲得した山西利和(26=愛知製鋼)が22日、成田空港に帰国。「今回こういう形(金メダル)で終えることができて、すごくホッとしている」と笑顔を見せた。

 先月7~14日にかけて標高約2000メートルに位置する高峰高原ホテル(長野・小諸市)で直前合宿を敢行。雑音のない落ち着いた環境で高地トレーニングなどに励んだ。

 疲労回復に役立ったのがスイーツだ。同ホテルの担当者は「最終日の方になると甘いものが欲しくなってきたみたいで、仲良くなったホテルのラウンジの人に『何か甘いものありますか』と相談して、レストランにあるケーキを召し上がっていましたね」と回想。普段は自制心の強い選手だが、ケーキで数少ないリフレッシュを図っていたという。

 アメとムチで心技体を整え、前回大会に続く頂点に立った。「来年の世界選手権とその次のパリ五輪があるので、そこで今回以上のレースができたら」。世界王者のプライドを胸に、連勝街道を歩いていく。

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