【箱根駅伝】中大は6位で10年ぶりシード権 藤原監督「ここから常勝チームになれるように」

2022年01月03日 17時24分

ゴールする中央大学・井上。総合6位に入り10年ぶりにシード権を獲得した(代表撮影)
ゴールする中央大学・井上。総合6位に入り10年ぶりにシード権を獲得した(代表撮影)

 常勝軍団への第一歩を踏み出した。第98回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の復路が3日に行われ、最多95回目の出場を誇る中大が総合6位に入り、第88回大会以来、10年ぶりにシード権を獲得した。

 決して順調な道のりではなかった。藤原正和監督が就任して6年目だが、1年目は予選会で敗れ、連続出場が87で途切れた。「自分自身も10年我慢すればいいことがあるのかなと。自分自身も初マラソンから次のサブテン(2時間10分を切る)まで10年かかったので」。一からチームを立て直し、今大会は復活を印象づけるチームを作り上げた。

 最後まで攻め抜いた。9区終了時点で3位につけていた中大。受け身になりそうな場面でも「どんな状況でも攻めて攻めて前のめりに行こうと話していた」。10区の主将・井上大輝(4年)は序盤からハイペースにレースを進めた。結果的には終盤に失速したものの、藤原正和監督は太鼓判。「あういう意気込みを見せてくれてよかった」と納得の表情を浮かべた。

 1959~64年に6連覇を果たすなど、長年にわたって大学駅伝界を引っ張ってきた中大。かつての輝きを取り戻すべく「中大もチームとして10年かけてもう1回シードに戻ってこれたっていうのは、ちゃんとこれまでの頑張りに裏付けがあると思う」と手応えを口にしながらも「またこの次の10年が楽しみな10年になるんじゃないかなと。そういうふうにしていかないといけないし、ここから常勝チームになれるように、また明日からいいスタートを切りたい」ときっぱり。完全復活へ、新しい旅路が幕を開けた。

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