【箱根駅伝】初出場・駿河台大20位…徳本監督は厳しさ痛感 “31歳の4年生”に感謝の言葉

2022年01月02日 20時04分

タスキをつなぐ駿河台大3区の町田康誠(左)のと4区の今井隆生(代表撮影)
タスキをつなぐ駿河台大3区の町田康誠(左)のと4区の今井隆生(代表撮影)

 駿河台大の徳本一善監督(42)が指導者として初めて臨んだ第98回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)往路(2日)は、最下位20位に終わった。

 法大時代に大学カラーのオレンジに髪を染め、サングラスを着用して箱根を走るなどで注目された徳本監督は「やっぱり甘くなかった。選手たちも感じてくれたと思うけど、しっかりたすきをつなぐのが目標だったので、そこはできてよかった」と振り返った。その上で「とにかく予選会が終わってほとんどの選手がゴールしてるような感じで、そこを立て直すことができなかったのが僕の力不足」と自身の課題も挙げた。

 また、中学校の体育教師を休職して駿河台大に編入した4区の今井隆生(4年)から5区の永井竜二(3年)の師弟たすきリレーについては「人生かけて大学に入り直して心理学を勉強しながらやってきた中で、永井にたすき渡してやりたいなという思いはあった」。今井のゴール直後には監督車から「2年間、ありがとう。俺に謝ってきたら、ぶっとばすから」と、ねぎらいの言葉をかけ、31歳の4年生を号泣させた。

〝先生〟からたすきを受けた永井は「今井さんが入学してきた当初は、たすきリレーをしてみたいという気持ちはあった。でも、本当に実現するとは思っていなかったのですごくうれしかった」。箱根駅伝を目指してストイックに取り組む今井の姿勢は部員の刺激になり、チーム底上げにもつながった。

 その心意気を受け継いだ後輩たちが、復路(3日)での繰り上げ回避、そして来年の出場を目指していく。

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