【箱根駅伝】往路Vの青学大は原監督の采配的中! 5区に1年生の〝若の神〟若林起用ズバリ

2022年01月02日 18時16分

上り坂を力走する青学大・若林宏樹(代表撮影)
上り坂を力走する青学大・若林宏樹(代表撮影)

 名将の采配が的中だ――。第98回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の往路が2日に行われ、青学大が2年ぶり5度目の優勝。3日の復路では2年ぶり6度目の総合優勝に挑む。

〝適材適所〟の戦いぶりだった。5区には第96回大会で区間2位の走りを見せた主将の飯田貴之(4年)を起用する選択視もあったが、原晋監督(54)は「山上り(5区)に若林(宏樹、1年)を使うメドが立った」と方針を転換。「一番コースに適している」と判断した4区に飯田を投入すると、3区終了時点で12秒だった2位との差を1分37秒に広げる力走。最高の形で後輩にタスキをつないだ。

 5区のルーキー・若林は出雲駅伝、全日本大学駅伝と目立った成績を残せなかったものの、原監督が〝若の神〟と絶賛する上りのスペシャリスト。「前々回の飯田さんがよかった分、そことのメンバー争いだった。勝ち切っての5区だったので、自信を持って走った」。確かな手応えを胸に、上り坂でギアチェンジを図る。終盤は「心を折られかけました」。山上りの洗礼を受けながらも「自分が先頭でゴールという強い気持ちで」と2位に2分37秒差をつけてフィニッシュ。「やっとゴールテープを切ることができて、うれしいし、達成感もある」と声を弾ませた。

 理想的なレース運びに、原監督は「区間賞はないが、5区間とも安定した走りができたのが勝因」と笑みを浮かべ「パワフル大作戦」の集大成となる復路に向けては「完全優勝で6度目の総合優勝を飾りたい」と高らかに宣言。練りに練ったパズルは完成間近となった。

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