【箱根駅伝】駿河台大の〝教師ランナー〟が教え子にタスキつなぐ 31歳の今井が3年生・永井へ

2022年01月02日 13時08分

タスキをつなぐ駿河台大3区の町田康誠(左)のと4区の今井隆生(代表撮影)
タスキをつなぐ駿河台大3区の町田康誠(左)のと4区の今井隆生(代表撮影)

 第98回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の往路(2日)で中学校の体育教師を休職して駿河台大に編入した31歳の今井隆生(4年)が4区を走り、教師として指導した5区の永井竜二(3年)にタスキをつないだ。

 18位でタスキを受けた今井は、前だけを目指して走り続けたが、順位を上げられず、最下位の20位に落としてしまった。それでも懸命な走り。最後は永井から「今井さんラストー」と呼びかけられる中、最後の力を振り絞ってで教え子にたすきを託した。小田原中継所での繰り上げスタートまで2分8秒だった。走り切った後は、様々な感情が込み上げたのだろう。感極まって膝に手をついて号泣した。

 今井は、埼玉県の中学校体育教師を休職し、心理学を学ぶため、2020年4月に駿河台大に編入。教師時代に埼玉・越生中で永井を指導していた。卒業後は教師生活を再スタートさせるという。

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