マラソン1億円プロジェクトで小出義雄監督と美少女ランナー“決起”

2015年03月31日 16時00分

記録を狙う小出監督

「これで当分死ねなくなった」。日本実業団陸上競技連合が30日、都内で発表した「Project EXCEED」の創設に長距離界の重鎮が気勢を上げた。

 同プロジェクトは男女のマラソン日本記録を更新した選手に1億円の褒賞金を与えるもの。選手のモチベーションを引き上げ、2020年の東京五輪で日の丸を掲げるのが目的だ。

 実業団登録選手の場合には監督、チームに対しても5000万円、同一大会で複数の選手が日本記録を更新した場合には、下位の選手にも1000万円(監督、チームには500万円)を与えるという大型企画だ。

 会見に出席した佐倉アスリート倶楽部の小出義雄監督(75)は「今どき、レース後に『ご苦労さん』だけってわけにはいかないよな」と大喜び。続けて今春から加わる期待のホープの存在を明かした。

 それが全国高校駅伝女子で活躍した豊川高(愛知)のエース鷲見梓沙(すみ・あずさ=18)だ。「鷲見はいいよ。なんといっても性格が明るいのがいい。Qちゃんは明るいのが良かった。あいつが日本記録を出すまで死ねないよ」。小出監督がシドニー五輪金メダリストに育てた高橋尚子氏(42)と比較するほどの逸材は、高校時代から注目されてきた美少女ランナーでもある。

 もちろん、記録を狙うのは小出監督だけではない。ロンドン五輪代表の藤原新(33=ミキハウス)は1億円の使い道について「会見では『将来のために』って言ったけど、失敗したかな。(高級ワインの)ロマネコンティを30本ぐらい開けて、全部飲んじゃうって言えばよかった」。早くも夢は広がっている。男子は02年に高岡寿成、女子は05年に野口みずきが日本記録を樹立してから更新されていないが、大きなニンジンの効果で“マラソン日本”の復活なるか注目だ。