ドーピングの国際検査機関(ITA)は14日、東京五輪の陸上男子400メートルリレーで銀メダルを獲得したチジンドゥ・ウジャ(英国)の検体から禁止薬物が検出された問題で、B検体も同結果だったと発表。メダルはく奪の可能性が高まった。

 最終的には国際スポーツ仲裁裁判所(CAS)の判断に委ねられるが、はく奪となれば、3位のカナダが銀、4位の中国が銅メダルとなる。

 メダル獲得が現実味を帯びてきた中国では、メディアが一斉に「中国が銅メダルの見込み」(新浪体育)などと報道。ネット上で「素晴らしい!」「公正なのが一番だ」と喜びの声が上がっている。