【箱根駅伝】最下位の創価大に政界が注目した理由

2015年01月04日 16時00分

【箱根駅伝】箱根駅伝で順位以上の注目をされていたのが初出場の創価大学だ。往路20位だった同大は復路でも盛り返せず最下位に。それでも多くの創価学会員が応援に駆けつけ、存在感はピカイチだった。

 往路が行われた2日は池田大作名誉会長(87)の誕生日も重なり、「三色旗が沿道を埋め尽くすのではないか」と予想されていた。三色旗とは学会のトレードマークでもある赤・黄・青の旗。

 ふたを開けてみれば、事前に学会内で三色旗を使った応援はしないと決めていたため、沿道ではほとんど見られなかった。代わりに大学名の入ったのぼりが多かった。

 創価大には学会員ではない学生も多いとはいえ、応援には学会員がたくさん集まる。一体どんな結束力を見せるのか、政界関係者たちは大注目していた。

「創価学会は公明党の支持母体ですが、先の衆院選を受け『このままで大丈夫なのか』と将来が不安視されているのです。というのも公明党の選挙に関わっているのは、おじいさんおばあさんといったお年寄りばかり。長いスパンで考えると、支持者は減っていくのではないか」(政府関係者)

 衆院選で公明党は4議席増の35議席を獲得し、勢いに乗っているように見える。永田町関係者は「全国の公明党票の出方を詳しく見ていくと、若干物足りない選挙区もある。春の統一地方選で心配なところもあります」と指摘した。

 確かに公明党候補者の街頭演説の聴衆に、若者は少なかった。「これは創価学会における2世、3世の世代がどこまで活動に熱心なのかということです。若者の姿が見えないんですよ。箱根駅伝の応援が盛り上がるかどうかは、そこら辺を確かめる機会でした」(同)

 20位で最下位とはいえ、応援からは団結力があるように見えたが…。結果は統一地方選で出る。