【陸上】順大2年・三浦龍司が3000m障害で日本新「五輪への現実味が増した」

2021年05月09日 19時44分

 夢切符をグッと引き寄せた。陸上の東京五輪テスト大会(9日、国立競技場)、男子3000メートル障害で三浦龍司(順大2年)が8分17秒46の日本新記録を樹立。五輪の参加標準記録(8分22秒00)をクリアした。

 序盤から積極的な走りを見せた三浦は、終始好位置をキープ。終盤にギアを入れ替えると、そのまま後続を大きく引き離してフィニッシュ。「(ギアチェンジを)意識したのは中だるみをしないように残り3~5周あたり。思い切り体の中でギアを変えたのはラスト2周くらい」と振り返った。

 大学の先輩でリオデジャネイロ五輪同種目代表の塩尻和也(24=富士通)の前で圧巻の走りを見せた三浦。「競技場を走って五輪への現実味が増した感覚もある」と手応えを口にした上で「世界の選手と戦っていこうと思えば、まだまだ記録を伸ばさないといけない。自分の成長ポイントの一つとしてこの大会を見ていこうかなと思う」と決意を述べた。

 好記録を出しても、あくまで冷静沈着。「あまりプレッシャーを感じて自分の中で(調子などを)崩してしまわないように、自分の感覚を大切にして、落ち着いて五輪に向けて進んでいきたい」ときっぱり。現状に満足する気はさらさらなさそうだ。

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