また一歩前進だ。第97回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の復路が3日に行われ、往路1位の創価大がトップで10区にタスキをつないだ。

 9区では「前半か突っ込んでいった結果が出た。前半突っ込まないといいタイム、いい順位で渡せないと思った」と石津佳晃(4年)が前半から快走ぶりを披露。中央学院大の篠藤淳が持つ区間記録(1時間8分1秒、2008年)に迫る1時間8分14秒の好タイムで区間賞を獲得。さらに、戸塚中継所時点で1分29秒だった差を3分19秒にまでを広げた。

 レース後、石津は「今年は公式でタイムを残せることが少なかったが、それなりにいいタイムで走ってここまで自信をつけてきた、前向きに楽しんで走れた」と声を弾ませた。
 史上18校目の総合Vへ。あとは大手町でゴールを待つのみだ。