神戸2022世界パラ陸上競技選手権大会組織委員会と大会開催都市の神戸市は、27日に都内で記者会見を行い、大会ロゴを発表した。
大会ロゴは、アートディレクターのヨシ中谷氏が作成。未来へと躍動するスポーツの発展とパラスポーツに象徴される多様な価値観を巨大な波で表現している。また、港町・神戸のポートタワーや海洋博物館を描くことで、神戸からスポーツを通じた平和と多様性の波が広がるようにとの思いが込められている。
日本パラ陸上競技連盟の増田明美会長(56)は「私たちは2022年の神戸世界パラ陸上への第一歩を踏み出したと思っている。チーム一丸となって大会に向けて頑張っていきたい」と力強く決意。新型コロナウイルス禍の影響も心配されるが「そのころにはワクチンができて、コロナが終息することを祈っている。選手にとって観客が多いか少ないかは競技力にも影響してくる。だからコロナが終息して、たくさんの観客に見て、応援していただけるような環境を整えたい」と展望を語った。
世界パラ陸上競技選手権が東アジアで実施されるのは初めて。当大会は、2022年8月26日~9月4日に神戸総合運動公園ユニバー記念競技場で開催される予定となっている。