箱根駅伝予選会スタート 46校が10枠をかけ激突 大物ルーキー吉居、三浦も出場

2020年10月17日 09時39分

10位でフィニッシュの中大・吉居大和(代表撮影)

「第97回箱根駅伝予選会」(関東学生陸上競技連盟)が17日午前9時35分、都内の陸上自衛隊立川駐屯地(21・0975キロ)がスタート。46校が10の出場枠を目指して激突した。コンディションは気温11・6度、小雨。

 今年はコロナ禍で出雲駅伝が中止になり、これが本格的な駅伝シーズンの幕開けになる。感染防止のため、例年と違う無観客で、駐屯地の敷地を出ない周回方式を取る。

 注目は順天堂大。1年生の三浦龍司は洛南高時代から3000メートル障害に取り組み、高校記録を更新。さらに、今年7月18日に行われたホクレンディスタンスチャレンジ千歳大会で、いきなり日本歴代2位にあたる8分19秒37(東京五輪参加標準記録=8分22秒00)を叩き出した。9月11日の日本インカレでも8分28秒41の大会新記録で優勝しており、好調を維持している。ほかにも伸び盛りの選手を抱えており、予選突破は堅いだろう。

 そして中央大。こちらも1年生の吉居大和が7月のホクレン同大会5000メートルU20日本記録を更新する13分28秒31を記録。これは学生記録の歴代7位にあたる。9月13日の日本インカレでは、13分40秒04で優勝。仙台育英高から有力選手だったが、今がまさに伸び盛りで、どこまで記録が伸びるか期待される大物ルーキーだ。

 さらに、あと一歩で出場を逃し続けている麗澤大学が初出場なるか。72年連続出場を続けている日体大が記録を継続できるのか。見どころたっぷりだ。

 ナイキの厚底シューズ・ヴェイパーフライの投入をきっかけに始まった各社の開発競争も見逃せない。ナイキ独走からアシックス、ミズノが新製品を投入して巻き返し、ここにきて大手のアディダスも従来から大幅に進化した製品を発売した。先端技術を使いこなし、高速レースを乗り切るのはどの学校か?

 なお、青学大、東海大、國學院大、帝京大、東京国際大、明大、早大、駒大、創価大、東洋大はすでに出場が決まっている。各校最大12人が出場でき、上位10人の合計タイムで競う。