【陸上】横浜DeNAランニングクラブ廃止 瀬古氏は残留

2020年10月05日 15時23分

瀬古利彦

 陸上の横浜DeNAランニングクラブは5日、2013年度に立ち上げた現クラブを20年度末に廃止することを発表した。

 21年度以降は世界選手権などの国際大会を目指す選手に対し、それぞれの競技活動をDeNAがサポートする新体制となる。国近友昭監督(47)らの現場スタッフは退任となり、日本陸連長距離・マラソン強化戦略プロジェクトリーダーで同クラブのエグゼクティブアドバイザー・瀬古利彦氏(64)はクラブに残る。

 今回の刷新は新型コロナウイルス禍の厳しい状況の中で、今後もDeNAとして中長期的にランニング競技のサポートを続けるための手段だという。今後は現所属選手の意向を尊重した上で、新たに対応する。

 瀬古氏のコメントは以下の通り。

 今後の陸上界は自分に自信のある選手たちがプロ契約で活動するということが増えていくんじゃないかと思います。世界で戦っていくにあたって、自分の力で環境を整えて力を磨いていくことはプラスになるはずです。

 私も今この状況で現役選手だったとしたら、間違いなくプロの道を選びました。今回の体制変更は、そうした陸上競技と企業の関わりが多様化する中、DeNAが先駆けて新たな形に踏み出すということではないでしょうか。

 最後にエスビー食品、DeNAと20年にわたって共に走り続けてきた国近監督にありがとうと伝えたいです。世界レベルを知っている彼が、自分を超える選手を育てることに邁進し、新天地で活躍することを心から祈っています。そして、ここまで関わってくれたすべてのスタッフにもこの場を借りてお礼を伝えたいと思います。ありがとうございました。