【箱根駅伝】初の無観客開催へ 沿道での応援も自粛を要請

2020年09月21日 10時22分

青山学院が優勝した2020年の箱根駅伝

 関東学生陸上競技連盟(関東学連)は20日、新型コロナウイルス感染症対策として、箱根駅伝など、今年度の主催大会をすべて無観客で行うと発表した。

 沿道からの声援がない異例のレースになりそうだ。例年、1月2日の往路、1月3日の復路で合わせて約100万人の観衆が選手に声援を送っていたものの、事実上の無観客開催が決定。関東学連側は「競技会の模様はwebやテレビ中継で観戦をお願いします。競技会場はもとより会場周辺への来訪も控えていただくよう要請をお願いします」などとコメントした。

 とはいえ、箱根駅伝は公道を使用する。3月の東京マラソンでは、沿道に多くの観衆が集まったことから「競技場での開催とは異なり決められた出入り口での入退場のコントロールができません。駅伝競走開催においても沿道の地元住民の方々のご理解とご協力がなくては成立しません。これまで、駅伝競走は沿道で応援していただく皆さまに育てられてきました。これからも、末永く愛される駅伝競走でありたいと思っておりますので、ぜひともご理解ご協力をお願いします」と呼びかけた。

 10月の箱根駅伝予選会も、コースを変更し、無観客での実施が決定済み。1920年にスタートした伝統ある大会もコロナ禍による影響を受ける形となったが、新たな一歩を踏み出した。