【パラ陸上日本選手権】男子100メートルの井谷 「いざ走ったらタイムが出なかった」優勝逃す悔しい結果に

2020年09月06日 14時00分

井谷は平凡なタイムで優勝を逃す

 日本パラ陸上競技選手権(6日、埼玉・熊谷スポーツ文化公園陸上競技場)、男子100メートル(T64)に井谷俊介(25=SMBC日興証券)が出場。2位に入ったものの、12秒01と平凡なタイムに終わり「負けたのも悔しい」と唇をかんだ。

「調子はよかったが、いざ走ったらタイムが出なかった」。レースを終えた井谷の表情がその悔しさを物語っていた。

 新型コロナウイルス禍による自粛期間中は、地元・三重でホテルに泊まりながら砂浜や公園で走り込んできた。しかし、思うような記録を残すことができず「単純に調整ミスなのかな。ちょっと練習方法をどうしていくのか。ここまでのコロナの中でやってきたことがどうだったのか。コーチと相談して確認してきたい」と反省の言葉を口にした。

 かねて10秒台を目標に掲げ、今夏にあるはずだった東京パラリンピックに向けて標準を合わせてきただけに、延期はメンタル面に大きな影響を及ぼしていた。「自分の中でモチベーションがまた盛り上がってきたつもりだったが、それが自分の中で(低いところにあるのが)当たり前になっていた」と顔をしかめた。

 とはいえ、大舞台までは再び1年の準備期間が生まれただけに「ひと皮むけるようにいろいろ工夫していきたい」とリベンジを誓った。