【陸上】桐生祥秀 東京五輪の1年延長に「100%プラス」

2020年07月15日 18時13分

オンラインで報道陣の取材に応じる桐生

 陸上男子100メートルで日本初の9秒台を記録した桐生祥秀(24=日本生命)が15日、オンラインで報道陣の取材に応じ、来夏に延期となった東京五輪について「100%プラス」と語った。

 新型コロナウイルス禍による自粛期間中は午前5時、午後9時以降に自宅の外を走り、人との接触を避け「そのときは暑くなかったので、休憩していてもマスクを外さないように、マスクを着けることで心肺機能を高めようと考えながら走っていた」と振り返る。

 現在は東京・北区の国立スポーツ科学センター(JISS)が再開し「順調にトレーニングできているし、練習に関しては変わりなくできている」と話した。

 そこで気になるのが、1年延期になった五輪への思いだ。桐生は延期について「100%プラス」と強調。その理由を「年齢的にも24から25になるし、ここ1年、1年、メンタルであったり、体の部分であったり成長してきていると思うので、それがさらに1年延びたのは自分の中でプラスだと思う」と明かした。

 新型コロナ禍で開催が不透明な状況だが「それ(開催可否)は僕が決定することではないし、五輪が一番大事だけど試合は五輪以外にもあるし、五輪以外のレースで元気付けられる走りをすれば子供たちにも喜んでもらえると思うので、五輪ばかり考えるよりも目先の大会ややりたいことをやって、その延長上に五輪があると思う」ときっぱり。

 今後は8月に福井で開催される競技会に出場予定で、桐生は新らなスタートを切るつもりだ。