日本陸連は13日、新型コロナウイルス感染拡大で延期していたセイコーゴールデングランプリを8月23日に国立競技場で開催することを発表した。

 これまでは海外の有力選手も参戦していたが、今回は国内選手のみが出場。陸連は「今後の陸上界を担う高校生から選抜した選手がトップ選手と肩を並べ同じ夢の舞台へ一緒に出場できるように検討しています。詳細は決定次第改めて発表いたします」としている。

 無観客開催となるが、当日はテレビ生で中継、インターネットによるライブ配信が予定されている。

 陸連の横川浩会長(73)は「栄えある国立競技場の舞台から、競技会再開を待ちわびたアスリートたちの元気な姿と陸上競技の魅力を存分に届けて参ります」とコメント。

 その上で「今大会は新型コロナウイルスの感染予防対策を最優先とし、陸上競技を支えて頂いている方々、陸上競技を応援して頂いている方々と会場で喜びを分かち合うことは叶いませんが、皆様の思いを大切にその日を迎えたいと思います」とメッセージを発信したした。

 今大会は5月10日に国立競技場で予定されていた。