【陸上】米国の抗議デモ激化の中…サニブラウンの今 

2020年06月04日 16時40分

サニブラウン

【どうなる?東京五輪・パラリンピック(56)】来夏に延期となった東京五輪に向けて、陸上男子100メートルで9秒97の日本記録を持つサニブラウン・ハキーム(21=フロリダ大)が“安全第一”で調整を続けている。

 拠点を置く米国では、黒人男性が白人警官に路上で首を押さえ込まれて死亡する事件が発生。これをきっかけに始まった抗議デモは一部で放火や略奪が相次ぎ、大規模な暴動にエスカレートした。ドナルド・トランプ大統領(73)はデモ鎮圧に軍の投入をも辞さない態度を示しており、事態は悪化の一途をたどっている。

 デモに乗じた犯罪行為を阻止しようとする動きも広まる中、サニブラウンについてマネジメント事務所は「基本的に監督、コーチの指導のもと、大学で練習はできている。ただ、こういう状況なので大学や自治体の指示に従って、安全を最優先に過ごしている」とコメント。今のところ生活に大きな支障はないという。

 先日、陸上競技に励む中高生4人とオンラインで交流した際には「久々に競技場が開いて、約2か月ぶりにトラックの上で練習した。やっぱり芝生の上を走っているのとは違って気持ちいい」と話していたが、その後もトレーニングは継続できているようだ。

 米国では新型コロナウイルスで死者が10万人を超えた上に、抗議デモの激化。心配なニュースが続くが、“日本最速の男”はリスクを回避して走り続ける。