【マラソン】一山麻緒 五輪の相棒に厚底を指名

2020年03月10日 16時40分

一夜明け会見で笑顔の一山

 勝負シューズは決まった! 女子マラソンの東京五輪代表最終選考レース「名古屋ウィメンズマラソン」(8日)で優勝し、五輪切符を手にした一山麻緒(22=ワコール)の足元にも改めて注目が集まっている。

 レースでは、30キロすぎに飛び出した後は独り旅。日本歴代4位のタイムで堂々フィニッシュした推進力の一助となったのが、長距離界を席巻するナイキ社の「厚底シューズ」だ。女子はほとんど使用しない「選手を選ぶシューズ」だが、一山は「走り方が腰高なので自然と使えてるのかな」と分析。さらに「保護されるのか、(30キロ以降で)前まで痛くなっていた足裏が痛くならない」と選んだポイントを説明した。

 所属のワコールはチームとしてウエアからシューズまでアディダスで揃える。一山も「『履けないな』とあきらめていた」というが、五輪内定の記録を狙うにあたり、永山忠幸監督(60)やトレーナーの勧めもあったことで決断したという。

 先月の「丸亀国際ハーフマラソン」では、旧モデルの「ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%」だったが、今回は最新の“超厚底シューズ”こと「エアズーム アルファフライ ネクスト%」を選んだ。履きこなす時間はほとんどなかったものの「2回、3回と履くうちに走り方がつかめた」とニッコリ。続けて「これ以外のシューズは、たぶん履かないかも」と五輪での“相棒”に早くも指名だ。

 身長158センチながら脚が長く、臀部から太ももにかけての筋肉が外国人選手並みに発達している。それだけに新たな武器での走りを完全に自分のものにできれば、五輪の舞台で“ひと山”当てることができるかもしれない。