【東京マラソン】大迫Vに瀬古リーダーが持論「井上君に感謝を」

2020年03月01日 14時03分

 東京五輪の男子代表選考会を兼ねる東京マラソンが1日に開催され、大迫傑(28=ナイキ)が2時間5分29秒の日本新記録を達成。日本人トップでゴールを切って、五輪代表の残り1枠へ大きく前進した。

 この日は序盤からハイペース。ペースメーカーの第1グループは大会記録を更新するペース(1キロ=2分55~56秒)、第2グループもそれまでの日本記録を上回るペース(1キロ=2分58秒)に設定された。

 そのため好記録が続出し、日本陸連の瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダー(63)は「本当に高いレベルになってくれた。リーダーとして本当にうれしい。ファイナルチャレンジの大会をやって良かった」と感激した。

 また、優勝した大迫については「期待されて、その通りに走った。すごい選手。神様は見ているんだろうと思った。第一人者が戻ってきてくれてうれしい」と絶賛しつつ、レース途中まで日本記録を上回るペースで日本勢のトップを快走した井上大仁(27=MHPS)に言及。「30キロ過ぎまで井上君がいたことが、大迫君の最後の粘りにつながった。大迫君は感謝しなければなりません」。奮闘した影の立役者・井上に対して“瀬古流”のエールを送った。