リオデジャネイロ五輪陸上男子400メートルリレー銀メダリストのケンブリッジ飛鳥(26=ナイキ)が13日、都内でランニングスクールを開いた。子供から大人まで一般の生徒に終始笑顔で接し「とても楽しくやらせてもらった。少しでもいい思い出になってくれれば」と話した。

 東京五輪出場へ大事なシーズンを前に、新たにコンディショニングトレーナーの指導を受けていることを明かした。フィギュアスケートの高橋大輔(33=関大KFSC)の個人トレーナーを務めた渡部文緒氏で、ケガが続いた影響で崩れていた体のバランスを整えているという。「自分だけじゃなく、周りで体を見てくれる人が必要と思っていた。体の使い方が少しずつ良くなっている。歩いている中でも感じている。ものすごい充実している」

 新たな強豪が次々に登場する日本陸上短距離界。「代表になるのがすごく大変だが、その分、やりがいもある。勝ち上がったら自信を持って五輪にいけると思う」と力を込めた。