【箱根駅伝】東洋大まさかの往路11位 酒井監督「少しでも順位を上げたい」

2020年01月02日 16時28分

 第96回東京箱根間往復大学駅伝の往路が2日に行われ、東洋大は5時間29分15秒で11位に終わった。

 往路3連覇を目指した東洋大だったが、まさかの結果となった。1区で3年連続区間賞を目指した西山和弥(3年)が11キロ過ぎで失速し、トップで通過した創価大と2分2秒差の14位と大ブレーキ。いきなり苦境に立たされる。

 それでも、花の2区ではエース・相沢晃(4年)が東京国際大の伊藤達彦(4年)とハイペースで競り合いながら、7人抜きを達成。1時間5分57秒の区間新記録をマークし、7位に浮上。メクボ・モグス(山梨学院大、2009年=1時間6分4秒)の持っていた区間記録を更新し「自分の力を出し切ることができたと思います。自分でも(1時間)6分を切ることは想定していませんでした。モグスさんはハーフマラソンを59分台で走られるので、自分もそのモグスさんのハーフの記録に近づけるようにしたいです」と笑顔を見せた。

 しかし、一度狂った歯車が完全に戻ることはなかった。3区の吉川洋二(3年)は区間13位の走りで10位に後退。4区の渡辺奏太(4年)も区間20位に沈み、シード権外の14位へ。5区の山登りでは、宮下隼人(2年)が区間賞の走りで意地を見せて、順位を11位にまで上げたが、東洋大らしい姿は影を潜めた。

 酒井監督は「大エースが(1時間)5分台を出したが、1区。3区、4区の誤算が悔やまれる」と唇をかんだ。3日の往路に向けては「終わったことは振り返っても仕方がないので、少しでも順位を上げたい」と前を向いた。