【スポーツ情報局】陸上担当記者 男子マラソン日本記録(2時間5分50秒)保持者の大迫傑(28=ナイキ)と、川内優輝(32=あいおいニッセイ同和損保)がツイッター上でバトルを繰り広げました。

 デスク 大迫が2021年3月をめどに新規大会を創設する考えを表明した件だよな。

 記者 毎年開催されている東京マラソンと同時期となるため、川内はツイッターで「大迫選手が東京マラソン財団に事実上の戦線布告」とつぶやくと、すぐに大迫が反論。「選手として何かを追及している人の目線、発言じゃない。すごく残念です。僕は何処かと戦争したい訳じゃなく、東京五輪後の選手のモチベーションや、気象情報など選手にとってベストな時期を考えただけです」(原文ママ)と書き込みました。

 デスク 反発された川内はどう対応した?

 記者 自らの見解を述べた上で「確かに『速さを追求できる選手』でないので、この件に関しては、ただのマラソンファンに過ぎないことには完全に同意します」と投稿しました。

 デスク インパクトのある言葉であおったけど、トーンダウンか。まあ言い訳っぽい感じもするけどな。

 記者 そうですね。大迫も「影響力がある方が“宣戦布告”と言われると(中略)本来の意図とは別の注目のされ方をしてしまうと思い、強く否定させて頂きました」と説明していますね。川内も「今後の取組みの推移を注視させてもらいます」(原文ママ)と、一応は収束したようです。

 デスク 東京五輪マラソンの開催地の変更問題が話題の中、陸上界はいろんな意味で注目だな。