十種競技の右代啓祐がドーハへ「結果も出したい」

2019年09月25日 22時28分

右代啓裕

 陸上・男子十種競技で、世界選手権に出場する右代啓祐(33=国士舘クラブ)が26日未明、大会が行われるカタール・ドーハに向け、羽田空港を出発した。

 右代は、4月のアジア選手権と6月の日本選手権で優勝。日本陸連が世界選手権の内定を出したが、17日に国際陸連から出場資格がないと連絡を受け、ツイッターで「こんな直前にあんまりです」とコメントしていた。

 ところが、20日になって同種目に欠場者が出たことから、国際陸連が繰り上げでの出場を認めた。

 騒動後、初めて公の場に姿を見せた右代は「通達が来た最初の日は落ち込みました」と本音をこぼした。しかし、多くの人の支えられ、立ち直ることができたという。「国士舘大の岡田先生が、俺は絶対に諦めない。(飛行機の)チケットはキャンセルしないと言ってくれた。それが、自分自身の諦めない気持ちやその先の東京五輪を目指す力につながった。次の日から頑張ることができた」と感謝の言葉を口にした。

 今回で5度目となる世界選手権だが「体の状態はめちゃめちゃいい」と仕上がりは順調だ。「今回のことで注目された。だからこそ、結果も出したい」と意気込む。

 悲願の入賞、そしてメダル獲得へ。挫折を味わったベテランがドーハの地で、旋風を巻き起こすつもりだ。