サニブラウンが陸上世界選手権200M回避 体への負担考慮

2019年09月07日 17時05分

サニブラウン・ハキーム

 陸上の世界選手権(27日開幕、ドーハ)男子100メートルと200メートルの日本代表に内定していたサニブラウン・ハキーム(20=フロリダ大)が、200メートルの出場を回避することが7日、分かった。

 この日、世界選手権の男子リレー日本代表候補の合宿が山梨・富士吉田市内で公開され、土江寛裕五輪強化コーチ(45)は「いい練習ができた」と手応えを語る一方、米国に拠点を置くサニブラウンに話が及ぶと「100メートル一本に絞って、リレーに合わせる」と200メートルは見送ることを明言した。

 フロリダ大のホロウェイコーチと話し合いを重ね「まだ20歳と若い選手。成長の最中で3種目やるだけの体には(ないということ)」と理由を説明。これにより世界選手権での出場枠が1つ空くことになった。

 サニブラウンは個人種目を100メートルに絞ったことで、最短でも400メートルリレー予選まで中5日を確保できる。リレーの練習は原則として、この代表候補が集まった機会を利用して行っているが、土江コーチは「3走に桐生(祥秀=23=日本生命)、4走にサニブラウンを基本的に固定して、現地でバトンを合わせて本番に臨みたい」。さらにトップと2走を加え、同選手権は小池祐貴(24=住友電工)、白石黄良々(23=セレスポ)、桐生、サニブラウンの布陣が最有力のようだ。

「(サニブラウンは)日本チームで欠かすことのできない選手で、個人でもメダルを狙えるので、両方いい形で終わってもらえたら」と期待を寄せる同コーチ。100メートル日本記録保持者は世界でどんな快速を見せるのか。