現地試走でマラソン藤原に吉兆

2012年06月08日 12時00分

 ロンドン五輪男子マラソン代表の藤原新(30=ミキハウス)にメダルの〝吉兆〟が続いている。

 

 5月27日にロンドンでコースを試走したが、現地では女神が藤原に味方したかのような天候だった。もともとロンドンは曇天が多い。藤原の到着前日までは当然のように雨、曇りが続いていた。ところが、藤原が英国に入った日から突然、快晴が続いたのだ。現地の関係者からも「あなたはラッキーだ。こんなことはめったにない」と強運を褒められまくったという。もちろん、晴天のおかげで、急コーナーが多く難しいとされるコースを十分研究できた。

 

 また、4日には新たにドイツの自動車大手の「BMW」とスポンサー契約を結び、協賛費に加え、移動用の車1台、練習用に高級自転車が提供された。すでに2月の東京マラソンでもBMWを1台ゲットしており「心強い。大きなパワーを頂けた。新しい目標に向かう気持ちがいっそう強まった」と笑顔を見せた。

 

 何よりBMW社はロンドン五輪の公式スポンサー。レース中はもちろん、ロンドン中に同社のロゴが点在する。藤原が東京マラソンで日本人トップに副賞で贈られるBMWのロゴを見て奮起し2位に入った…ことは有名なエピソード。ロンドンではその〝再現〟も期待できるのだ。

 

 藤原も「今回の五輪レースではコーナリング、石畳が課題になるが、日本人の几帳面さが有利に働くと思う」とすべてを良い方にとらえており、〝吉兆〟を現実のものにするつもりだ。