【陸上】小池祐貴 世界の9秒台ランナーに気後れなし

2019年08月15日 16時30分

一気に注目を集める小池には、出待ちするファンも出現した

 陸上男子100メートルで日本人3人目の9秒台ランナーとなった小池祐貴(24=住友電工)が14日、ダイヤモンドリーグ(DL)・英バーミンガム大会(18日)に出場するため、東京・羽田空港から出発した。かねてタイムよりも順位を重視しており「(決勝で)真ん中以上の順位なら、自信を持って世界陸上(9月27日開幕、ドーハ)に臨める。(DLで)5位、4位ときているので3位に入れれば」と意気込んだ。

 次戦も五輪や世界選手権のメダリストら9秒台ランナーがずらりと顔を揃えるが、小池に気後れする様子はない。「(強豪が集う)DLを転戦してきたので。最初は“一緒にレースを走れて光栄”と思うところがあった。今は普通。ちゃんと走れば戦える」と言い切った。

 7月のDL・ロンドン大会の100メートル決勝では日本歴代2位タイの9秒98(4位)をマーク。帰国後は地元の北海道で約1週間の合宿練習を行った。「地元に帰れて気分的に落ち着けた。実家にも顔を出せた」とリフレッシュする一方で自身への注目度アップも実感。練習場では“出待ち”するファンが現れ、サイン攻めにあったという。「有名人って、こういう気持ちなんだと思った(笑い)」と目を丸くした。

 東京五輪まであと1年。実力と人気の両面で「主役」となれるかは、今後の活躍次第だ。