サニブラウン 桐生との直接対決控え「自分の走りができればそれで満足」

2019年06月26日 19時48分

前日会見に出席したサニブラウン・ハキーム

 陸上男子100メートルで日本歴代1位の9秒97をマークしたサニブラウン・ハキーム(20=フロリダ大)が26日、博多の森で27日に開幕する日本選手権の前日会見に出席した。

 2年ぶりの出場に「日本で走るのは久しぶりなので楽しみにしている」と語ったサニブラウンは、20日に帰国して都内で調整。「飢えていた」という日本食に舌鼓を打ち、城西高時代の先輩、後輩と再会するなど充実した時間を送って現地入りした。

 北九州市出身ながら「福岡には何度か来ているけど走るのは初めて。博多駅すら降りたことがないので、いろいろと新鮮な気持ちで今大会に臨めると思う」と意外な一面も明かした。

 そんな中、注目が集まるレースについては「自分としては他の人は気にせず、自分の走りができればそれで満足」ときっぱり。日本歴代2位の9秒98をマークした桐生祥秀(23=日本生命)、自己ベスト10秒04の小池祐貴(24=住友電工)といったスプリンターが集うが「自分のやるべきことをやって課題をクリアできれば」とあくまでマイペースだ。

 また、100メートルと200メートルの2冠を狙うサニブラウンにとって今大会は日程面で有利に働きそうだ。過去に出場した2015年、17年は3日間の開催だったが、今回は4日開催。種目が重複しないため「めちゃくちゃうれしい。17年は満身創痍だったけど、今回はしっかり切り替えられると思う」と笑みを浮かべた。

 先日の全米大学選手権では「ガス欠だった」と振り返る200メートル決勝で日本歴代2位の20秒08をマークしているだけに、こちらも好タイムを叩き出すかもしれない。