プロ初戦でボストンマラソン連覇狙う川内 得意の「悪条件」期待できず

2019年04月15日 16時30分

レッドソックスvsオリオールズ戦で始球式を務める川内(ロイター=USA TODAY Sports)

 15日のボストン・マラソンに出場する川内優輝(32=あいおいニッセイ同和損保)が13日(日本時間14日)、米大リーグ・レッドソックスの本拠地ボストンでのオリオールズ戦で始球式を行った。マウンドの前方からノーバウンドで投げ込み「雰囲気が違う。こういう舞台に立てる日本人は少ない」と笑顔で話した。

 昨年のボストン・マラソンでは日本勢31年ぶりの優勝を果たしており「調子はいいし、粘りに粘って頑張っていきたい」と気合を入れた。

 昨年大会は寒さと風雨にさらされる超悪コンディションだったが、暑さを苦手とする川内にはそれが味方したとみられてきた。これを受け、本人は「去年の結果というのが天候に恵まれて、まぐれぐらいに思われているので、最低でも入賞はしたい」と話していた。

 しかし、今年も雨予報ではあるものの、気温は10度以上高いとみられており、川内はツイッターで「体感気温が昨年より15度くらい高い時点で、私のアドバンテージはほぼないに等しい」と穏やかならぬ心中を吐露。14日(同15日)にはボストンで前年優勝者によるトークイベントに参加し、「去年はベストの走りだった。ここに再び戻ってくることができてうれしい。ボストンの人々が大好き」と英語であいさつし、集まったファンから拍手を浴びた。

 プロ転向後初のレースが、平成最後のフルマラソン。得意な“悪条件”を期待できない中で、前年覇者の意地を見せられるか。