【東京マラソン】大迫傑 ぶれないマイペース

2019年03月02日 16時30分

大迫は表情を崩さず、目標タイムは明らかにしなかった

 3日に行われる東京マラソン(東京都庁前発―東京駅前着)の会見が1日、都内で行われ、昨年10月のシカゴマラソンで2時間5分50秒の日本記録を樹立した大迫傑(27=ナイキ)が登場。相変わらずのマイペースぶりを見せつけた。

 今大会を選んだ理由について「時期的に良かった」とし「(東京五輪選考レースの)9月のMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)が東京であるので、同じような雰囲気、緊張感を味わえるんじゃないかなっていうのがあった」と予行演習の意味合いがあることも付け加えた。

 大迫はメディアの取材に対して誠実な受け答えをする一方で、いわゆるリップサービス的な発言はしないことでも知られている。この日の会見でもレース展開について「走り始めないと何とも…。自分の調子次第で決めたい」。勝負どころに関しては「今から決めずに状況に応じてコントロールしたい」と回答。極め付きは、各選手が目標タイムをフリップに書いて発表する場面で、1人だけ「??????」と書き込んだ。「今までもタイムを気にして走ったことはない。そこを意識すると力んでしまうので」と語るなど、徹底して自然体を貫いた。

 今回の東京マラソンはあくまでMGCに向けての“試走”だが、平たんなコース設定で記録の期待も高まる。静かに燃える男は東京の地で再び世界を驚かせることができるか。