【陸上】400Mリレー東京五輪で金見えた!さらに磨きかかったリオ銀カルテット

2018年05月21日 16時30分

優勝した日本チーム

 東京五輪での頂点が視界に入った。陸上のセイコーゴールデングランプリ大阪(20日、ヤンマースタジアム長居)、男子400メートルリレーにリオ五輪銀メダルメンバーの山県亮太(25=セイコー)、飯塚翔太(26=ミズノ)、桐生祥秀(22=日本生命)、ケンブリッジ飛鳥(24=ナイキ)で臨んだ日本Aは37秒85の好タイムで優勝した。

「リオ五輪のタイム(37秒60)にどこまで近づけるか」をテーマに臨んだ4人が会心のレースだ。1走の山県が米国チームのジャスティン・ガトリン(36)を上回る快走を見せると、お家芸のバトンワークも決まる。3走の桐生、アンカーのケンブリッジはリードした状態でバトンを受け取り、揃って「気楽に走れた」と振り返った。

 1時間30分前に行われた男子100メートルでは山県の10秒13が日本人最高(全体2位)で桐生は4位、ケンブリッジは5位。男子200メートルの飯塚も20秒75の8位と低調だった。それでもリレーになるとチームワークを発揮。「4人で走るとそういうもの(相乗効果)を感じる」(ケンブリッジ)。日本陸連の土江寛裕五輪強化コーチ(43)も「個々の状態が上がってくれば、五輪で金メダルが狙える37秒台前半も視界に入ってくる」と期待を寄せた。

 8月のアジア大会(ジャカルタ)で、この日3位だった中国を破っての金メダルが当面の目標。山県は「中国もタイムを伸ばしてくるので油断はできないが、力を出せば勝てるという自信を持って臨める」と手応えを口にした。100メートルで日本人初の9秒台をマークした桐生を筆頭に、4人はリオ五輪からさらに力をつけており、2020年の金メダル獲得が現実味を帯びてきた。