【陸上】桐生祥秀が9秒台揃いの「ダイヤモンドリーグ」上海大会へ最終調整

2018年05月12日 16時30分

【中国・上海発】強豪揃いのなかでも納得の結果を出せるか。陸上男子短距離の桐生祥秀(22=日本生命、写真)が11日、日本記録の9秒98をマークした昨年9月以来の100メートル出場となるダイヤモンドリーグ上海大会(12日)に向け、会場で最終調整し「今年は夏にピークを合わせる。だんだん良くなってきている」と充実した表情で語った。

 一方、今大会には昨年の世界選手権金メダルのジャスティン・ガトリン(36=米国)をはじめ、「ポスト・ウサイン・ボルト」といわれるアンドレ・デグラッセ(23=カナダ)、桐生より先に9秒台を出した蘇炳添(28=中国)らそうそうたるメンバーが出場する。

 自己ベストが9秒台の選手がズラリと並び、国際連盟公式サイトで紹介された注目の出場者には、桐生の名前はない。9秒台を出したノンプレッシャーの学生大会とは異なるハイレベルな勝負に「ガトリンと隣だったら意識しないほうが難しい。どれだけ前に出られても、落ち着いて最後まで自分のレースをしたい」と気を引き締めた。

 桐生を指導する土江寛裕コーチ(43)は「国内ではできない経験。リラックスして走らせるようにしたい」。“9秒台の男”が次のステージへ向かう。