【陸上】東京五輪へ“サニブラウン問題”の解決法は?

2018年05月07日 16時30分

練習を公開した桐生(右)、ケンブリッジ飛鳥ら

 陸上男子400メートルリレー日本代表が2020年東京五輪に向け“サニブラウン問題”の解消に動きだした。

 6日、都内でリオ五輪銀メダルメンバーの山県亮太(25=セイコーHD)、飯塚翔太(26=ミズノ)、桐生祥秀(22=日本生命)、ケンブリッジ飛鳥(24=ナイキ)らが合同練習を公開。4人は20日のセイコーゴールデングランプリ大阪(ヤンマースタジアム長居)で再結成し、米国や中国と激突することになった。山県は「37秒台はいけたらいい」と好タイムによる優勝を誓った。

 一方、東京五輪での金メダル獲得に向けてはフロリダ大に進学したサニブラウン・ハキーム(19)の存在がカギになる。土江寛裕コーチ(43)は「絶対欠かせない選手」と力を込めた。

 同時に“特別扱い”はしない方針も打ち出した。「全くリレーに取り組んでいない選手が(代表に)ポンと入ることはない」。悩みの種である日程の調整には解決策を提示。「来年の春先にボクらがアメリカに行ってもいい。いろんな形で彼がリレーする機会をつくっていかないといけない」と土江コーチは話した。

 今季、サニブラウンは6月の全米学生選手権から7月の世界ジュニア選手権(フィンランド)出場を見据えるなど、6月の日本選手権から8月のアジア大会金メダルが目標の日本代表とは活動を別にする可能性がある。だが、日本としては将来を考え、バトン練習のための手間を今から惜しまないというわけだ。

 選考大会がないダイヤモンドリーグのリレー代表選出も一案で、日本陸連はあらゆる手段を使ってサニブラウンとの連携を深めていく。