アーティスティックスイミング(シンクロナイズドスイミングから改称)のジャパンオープン3日目(29日、東京辰巳国際水泳場)、8人制チームのフリールーティンは日本が92・2000点で優勝した。
しかし、井村雅代ヘッドコーチ(67)は場面場面での判断力を問題視。「それぞれが勝手なタイミングで泳いでいる。あんな代表チームはあり得ない。最悪」と酷評した上で、東京五輪を念頭に「いつまでも“ちゃんとしよう”という覚悟がない」と奮起を促した。
デュエットのフリールーティン予選は日本代表の乾友紀子(27)、中牧佳南(25=ともに井村ク)組がタイムリープ(時間旅行)をテーマにした演技で、93・1000点の首位に立った。
それでも、井村ヘッドは両者の日頃の練習のレベルの低さを酷評し「世界で勝つのは甘くない」。翌日の決勝に向け「自分を褒めさせるような演技をしてほしい」とゲキを飛ばした。